2022年1月の記録
7:00 新岩弓橋 停車帯出発
7:21 迷沢渡渉
10:05 1500m地点
10:50 しゃくなげの塔(プロペラの碑)
11:05 鉄山避難小屋
11:56 1500m地点
13:00 迷沢渡渉
13:50 停車帯着
久しぶりの迷沢源頭の山スキーに出発
朝は出発が早すぎて暗いうちに新岩弓橋付近に到着。 1時間かけてゆっくり準備をして、やや明るくなってきてから出発する。 1つめ仏沢の渡渉はまだ橋がしっかりしていてスキーで渡れた。次の迷沢の渡渉はまだスノーブリッジがなく、石飛びで対岸にわたる。対岸の雪は雪庇状態になっているので崩れて沢に落ちないようゆっくり登った。渡渉はいつもどおりだったが、いつもどおりでないのが倒木が多いことだ。倒木が道いっぱいに倒れているので処理がとても面倒。迷沢の渡渉ポイントにも倒木が邪魔して処理が大変だった。
渡渉を終えてスキーを履いて歩き始める。ラッセルはくるぶしくらいで風も弱い。雪は積る勢いで降っているが、風がないので快適である。
体力の様子を見ながら休み休み登る。約1100mの迷沢支流の横断ポイントで風が強くなり見通しが悪くなる。だいたい見通し50mくらいか。支流の源頭を左岸から右岸に横断し、右岸の尾根を登る。尾根の途中1400m地点で小休止。ここで風が強くなる1500mに行く前にゴーグル、ヘルメットを装着。10分休憩、その後尾根を登り1500mを越えていくと吹雪で視界は30mくらい。GPSをみてコンパスで方向をセットし、ここからコンパスと足元だけを見て避難小屋を目指す。風は後ろからくるのでまだ快適。逆に帰りに向かい風になるいつものイヤな風だ。進むと今回もラッキーなことに「しゃくなげの塔(プロペラの碑)」に会えた。ここから先は視界10m弱くらい。雪庇が怖いので牛歩で進む。しばらく歩いていると避難小屋が突然前に出現してくる。視界がないので白い世界から突然出現するのだ。今回もなんとか避難小屋に到着した。
↓厳冬期の鉄山避難小屋
避難小屋は凍っていて、中に入るには体力を使うのですぐ折り返す。帰りは向かい風で体力勝負。シールを付けたまま下る。コンパスをセットするも下りは思い通りのルートを描けず、何度も軌道修正を繰り返し1500mポイントまで下る。ここにきてようやくシールを外す。風も弱くなり視界も良好。順調に下るが体力の限界から足に疲れがたまってくる。迷沢の渡渉は疲れで足が滑って沢にジャボン。
↓沢にジャポンしてしまった渡渉ポイント
その後の倒木処理も体力が無くツラかった。
↓迷沢渡渉ポイントのつらら
今回は目的の避難小屋に到着できたが、なんとも課題の多い山行となった。
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