安達太良山 一般登山(鬼面山~箕輪山~安達太良山 本山~和尚山コース)2020年10月の記録

2020/10/26

野地温泉(8:00)→鬼面山(8:30)→箕輪山(9:14)→本山(10:21)→和尚山(11:21)→本山(12:34)→箕輪山(13:55)→鬼面山(15:02)→野地温泉(15:38)

GPSデータ(野地温泉から和尚山ピストン)>>

今回はトレーニングで野地温泉近くの登山口から安達太良山本山の往復を計画した。時間が限られているので、とりあえず本山往復を目的とし、余裕があったら和尚山まで足を延ばす計画で計画書を提出した。

当日の山域は晴れ予報だが、登山口についてみると天気は小雨が降り風が強いようだ。8:00に登山口発。できれば和尚山まで行きたかったので、登りは歩き、平たんなところは小走りで進む。

▼土湯峠付近より 吾妻山方面は晴れている
土湯峠付近より 吾妻山方面は晴れている 

急いだにも関わらず鬼面山の山頂まで約30分。これはいつもと同じタイムだったのでちょっとがっかりした。

▼鬼面山到着
鬼面山到着

次に鬼面山から先のガレの登山道を下る。鬼面山から箕輪方面は両脇のササヤブがカットしてあっていつもより歩きやすくなっているが、このコースは会津方面からの湿気を帯びた風がいつも吹いていて、ササが少ないとはいえ、常時腰から足元までぬれる覚悟で進む必要がある。

▼鬼面山から箕輪山の道は水たまりが多い
鬼面山から箕輪山の道は水たまりが多い 

先ほどあまりタイムを短縮できなかったので、このあたりからかなり急ぐ。箕輪山山頂付近には登山口から1時間15分くらいで到着。

▼箕輪山到着 雲の中
箕輪山到着 雲の中

時間がないのでそのまま素通りして笹平分岐へ進む。箕輪山頂から笹平分岐は泥の登山道なので滑らないように注意。笹平分岐から本山までは風が強い区間。持ってきた上着を歩きながら着つつ先へ進む。鉄山に登ると風がかなり強くカラダが斜めになる。9:39、鉄山避難小屋に到着。足の腿(もも)が痙攣をおこし始める。多分水分をとっていなかったことと、運動不足が理由と思われる。ここでお湯を飲むために少し休憩。時間もなく風もそれほどでもなかったので避難小屋に入らず外で休憩し再度出発。

▼鉄山避難小屋到着
鉄山避難小屋到着

ここから「馬の背」へ進むが、勘違いとホワイトアウトで道を間違える。次の「牛の背」でも道を間違った。ここでは「峰ノ辻」方向に行ってしまって登り返すことになってしまった。急いでいることとホワイトアウトが重なると、知っている道でも間違うので注意が必要と反省。

▼馬の背、牛の背でホワイトアウト
馬の背、牛の背でホワイトアウト

本山到着は10:21。10:00前に到着なら和尚山を狙おうと思っていたが、ちょっと厳しくなってきた。悩んだ結果リミットを11:30とし、行けるところまで和尚山方向へ進むことにした。

▼本山到着
安達太良山 本山到着

本山から和尚山への登山道はしっかりしている。しかしホワイトアウトで先が見通せないときは、登山道の入り口がかなりわかりにくい。今回も少しウロウロしてようやく入り口を発見する。登山道に乗ってしまえばあとは急ぐだけ。この間のトレイルランニングの大会があったので、枝などが刈り払いされていて進みやすい。道は歩きやすいが、2箇所ほど小高い尾根があってコルからの登りがキツイ。このコースは休憩をほとんどなしで歩きながら食事をする。

▼和尚山までのコース 雲の切れ間から見える景色
和尚山への登山道途中の景色

11:17にボナリ登山口からの分岐の到着。かなり急いだのでなんとなりそうだ。

▼ボナリの登山道への分岐
ボナリの登山道への分岐

そこから三角点方面も刈り払いがしっかりしているのでとても楽だった。

▼この岩を登ると和尚山の三角点はもうすぐ
この岩を登ると和尚山の三角点はもうすぐ

11:21にようやく和尚山三角点に到着。写真をとってすぐ折り返す。

▼和尚山の三角点 ようやく折り返し
和尚山の三角点 ようやく折り返し

疲れがピークだったことと水分の補給のために、ボナリの登山口分岐で小休憩。あとは戻るだけなので、時間もそこそこに再スタートを切り、まずは本山を目指す。

▼刈り払いされているが、枝が低くてぶつかる
刈り払いされているが、枝が低くてぶつかる

野地温泉まで大きな登り返しは3つ(1和尚山から本山、2箕輪山、3鬼面山)あるが、和尚山から本山までの登り返しが一番きつかった。ただ時間が決まっているだけに休むわけにはいかず歩をすすめる。

本山に到着。疲れのピークは続いていて、カラダを削りながら進む感覚になっている。

▼ようやく本山が見えてきた
ようやく本山が見えてきた

牛の背、馬の背の風は強かったが、ホワイトアウトが切れてくれたので道迷いはなかった。だが疲れで左の沼ノ平も右のくろがね小屋も見ている余裕はない。

▼鉄山山頂
鉄山山頂確認

帰りも鉄山避難小屋で5分くらい休憩。時間が迫っているのでここも先を急ぐ。

▼鉄山避難小屋 ドアがオレンジに塗られていて遠目でも視認しやすい
鉄山避難小屋 ドアがオレンジに塗られていて遠目でも視認しやすい

笹平分岐まではそれほど問題ないが、笹平分岐から箕輪山山頂までは泥で滑り、疲れで踏ん張りがきかない。

笹平分岐 雨が降ってきた

ようやく箕輪山山頂付近に14:00くらいに到着。この時点で15:00下山はなくなった。どんなに早くてもここから野地温泉までは1時間30分はかかる。なぜかこのコースは登りより下りの方が時間がかかることが多いのだ。カラダの疲れ具合から考えても予定時刻は難しい。

▼箕輪山山頂付近通過
箕輪山 通過

ここから軽アイゼンを装着する。箕輪山から鬼面山までは泥道と水たまりが多く、滑ってケガをするポイントである。ただ竹の根も多いので、軽アイゼンをひっかけないように注意も必要。ようやく到着した鬼面山直下で軽アイゼンを脱ぐ。

▼あとの登り返しは鬼面山のみ
あとの登り返しは鬼面山のみ

ここから最後の登り返しである。ゆっくり登り鬼面山山頂にはきっかり15:00に到着。ここでタイムオーバーになった。とりあえず下界の用事で電話をしたりされたりで10分ほど停滞。いろいろ所用をすませ気を取り直して出発する。

▼鬼面山通過
鬼面山通過

ここからの下りは長靴の足元が災いして石で足裏が痛くなり苦労した。ようやく15:30分ごろ野地温泉付近の登山口に到着。

▼ようやくゴール 疲れた・・・ 
ようやくゴール 疲れた・・・ 

足の関節などが久々に痛くなり、横になって休みたいくらいだったが、時間が過ぎているため、ここからは温泉に入らずとにかく急いで帰宅の途についた。

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